


正直な話、最初はカウンセリングをしてもらうということに抵抗がありました。
「きっとまた辛い話を最初からしなければいけないんだ」「どうせ自分の苦しみなんて分かって
くれないんだ」と、たぶんものすごくマイナスに考えていたと思います。
私はいじめを受けていました。そのいじめがどんどんひどくなり、親にも”私の様子がおかしい”
というのが分かってしまい、親が最初は動いてくれて、いろんな教育機関や学校にも相談
しましたが、なかなか自分の心がすっきりするようなことにはならなかったのです。
そのうち登校拒否にもなってしまい、学校に行くことがものすごく怖くなっていました。
家から近くて、教育カウンセリングを行ってくれるカウンセリングルームを探していた
ところ、たまたまHPを見て、ここに体験のつもりで行ってみようということになったんです。
こんな背景があったので、カウンセリング自体をかなりマイナスに考えていたと思います。
今になって思えば、こんな私に最後まで付き合ってくれた先生に、感謝しています。
過去を振り返ること、そして自分が本当はどういう人で、どんな長所があって、
どうすれば対人関係がうまくいくのかというところまで深くカウンセリングしてもらいました。
過去、現在、未来をしっかり考えていきました。
最初はそれでもやっぱり抵抗がありましたが、先生の「私もとことん下まで降りますよ」
「だから、あなたは一人ではないので安心して下さい」「きっと大丈夫」という言葉が
ものすごく印象に残っています。
カウンセリングをしていくと、いろんなことが分かってきました。
そしてあまりにも自分の殻に閉じこもっていて、うまく人との付き合いができていなかった
ということが分かってきました。
いじめ、登校拒否は決して一人では解決できないもの。
そんなとき、先生にいじめから登校拒否まで全て話し終わったとき、何か心がフワッと
楽になったのを覚えています。
「不安階層表」というものを作っていきました。朝起きてから夜寝るまで、行動しやすい
ものから順に表にまとめていきました。
この表を作成して、上手くいったとき、上手くいかなかったとき、その理由をいつも
先生は聞いてくれました。
そのうち、出来ることが増えていき、徐々に外出する機会が増えていきました。
どうしても殻に閉じこもっているとき、「どうしたらいいのか」が分かりませんでした。
考えても考えても、なんかマイナスのことばかりが出てきて、不安感ばっかりが
募っていきました。
でもカウンセリングを受けてみて、徐々に自分にできることが増えていくことで、
ちょっとずつ自信がついていきました。
対人関係も、まず相手に第一印象を良くするために何度もロープレしたり、
相手に自分の意見を言うために何度も練習したりして、それがうまくできたとき、
ものすごく嬉しくなりました。
カウンセリングをマイナスに考えていた頃よりも、だいぶ気持ちが楽になって
います。
どうしてもゴールにばかり目が行っていて、そうならない自分に苛立ちがあり
ましたが、「ゴールに行くまでの過程を大切にしましょう」という先生の言葉を
聞いて、焦らずゆっくり進んでいいんだと思うようになりました。
学校に行くのにはもう少し時間がかかるかもしれませんが、外出することが
多くなってきたので、前を向いて歩いていこうと思っています。
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